Tasty Tea Shops in Owariasahi - 紅茶のおいしい尾張旭で紅茶を飲もう!

「尾張旭を日本一にする会 紅茶部会」の取組みは、今年1月から始まった。「いいだしっぺ」の堀田信幸さんは、まず、愛知県喫茶飲食生活衛生同業組合尾張旭支部、尾張旭市の観光協会、商工会などに声をかけ、2月21日に説明会を行なった。市内の飲食店16店ほどが関心を示してくれ、3月、4月は堀田さんが経営する「ティーズ リンアン」で参加費無料の勉強会を週2回ずつ開催した。紅茶の歴史、産地、基本的な抽出法などを学ぶとともに、飲食店同士の情報交換の場ともなった。
 堀田さんはさらに、市内のお店を回って声をかけたり、実際に各店の紅茶を飲み、淹れ方を見せてもらい、いい点、改善点などを伝えていった。その際、「紅茶による町おこし」という観点から、堀田さん自身が紅茶を直輸入しているにもかかわらず、各店に「茶葉は独自に仕入れて欲しい」と伝えた。
「紅茶の好きな人たちが尾張旭市でいろいろなお店の紅茶を飲んでみようとなったときに、どこも同じ紅茶だったら全然おもしろくないじゃないですか。それならリンアンに来てもらえば済んでしまうので、町おこしにならないでしょう」
 と堀田さん。町おこしは、私利私欲を出したら立ち行かないのである。このあたり、著名なコンサルタントが指導した店が、判を押したようにどこも同じになってしまうのとは、元の発想からして違うということだろう。
 当初の16店から、その後、若干の増減があり、最終的に今年は14店が「おいしい紅茶の店」認定店となった。リンアンを加えて計15店となった市内の認定店のうち、数店舗を訪ねてみると、各店それぞれに個性があり、もちろん紅茶の品質もなかなか素晴らしいものだった。

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ボダムのポットを使用している喫茶店「夢乃舎(ゆめのや)」の紅茶。茶葉は品質が年間通じて安定しているメーカーの商品を選び、2社から仕入れている。


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尾張旭駅から徒歩25分の住宅街にある。


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中京地区独特の喫茶文化の「モーニング」は、飲みもの価格だけでトーストやらゆで玉子やらがついてくる朝のサービス。中でも夢乃舎はこの通りの豪華版で、しかも正午までサービスしている。

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今では出すお店が少なくなったという最後の昆布茶。特に夢乃舎の昆布茶は爽やかで美味。

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コメダ珈琲店尾張旭店は、チェーンでの紅茶メニューに加え、独自にポットサービスの紅茶を提供。バラ好きのオーナーが見つけてきた白バラのポット(急須?)がステキ。


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コメダ珈琲店は名古屋を代表する喫茶チェーンで、尾張旭店はフランチャイズ店。


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洋食の「グラタン亭」では、ポットサービスの紅茶とデザートで、ティータイムの営業を開始。

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グラタン、パスタ、ピザなどが主力商品のロードサイド店。


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「紅茶で町おこし」の起点、「ティーズ リンアン」。厳選して直輸入する紅茶の味わいを、最大限に引き出すていねいな淹れ方を徹底。尾張旭市の紅茶のレベルアップの牽引役。

ほかにも、いろいろな努力、工夫、改善があったようだ。

<インドレストラン パリワール>
「もともとチャイは評判が良かったので、そのチャイをたくさんの人に飲んでいただきたいと思い、ちょうどいい機会だと、認定を目指しました。チャイはアッサムのCTCを使い、牛乳もチャイに合うものを選び、作り置きせず、1杯ずつていねいに淹れています。認定への取組みとしては、たっぷりお茶を飲みたいというお客さまのために、ポットを用意して、ポットサービスも始めました」

<ハンプティー ダンプティー>
「当店はケーキ店なので、喫茶コーナーでは以前からコーヒー、紅茶とケーキを出していました。おいしい紅茶の店の認定制度については全く知らなかったです。紅茶の淹れ方は、以前はコーヒーの仕入れ先から教えてもらいましたが、今回改めて、きちっと茶葉をグラム数で計ったり、しっかりと沸騰したお湯を使うといった、本格的な淹れ方を堀田さんから教えてもらいました。以前はフレーバーティーを3~4種類置いていたのですが、今はストレートティー3種類です。お客さまの反応もいいですね。また、尾張旭で盛り上がって行こうというのは、いいことだと思いますし、刺激されます」

<ステーキハウス レフォール>
「おいしい紅茶の店認定への取組みは、最初は興味本位でしたけれど、講習を受けているうちに、結構楽しいなと思いました。わかりやすい資料をいろいろつくっていただいたので、とても勉強になりました。当店はステーキハウスですが、食後に紅茶を選ぶ方が増えています。また、その日によって、ダージリンを出したり、アッサムを出したり、ローテーションで変えています。そういうところから、お客さまにいろいろな紅茶の味を知ってもらえればいいなと思っています」

<展望レストラン スカイワード>
「何もわからないところからの出発だったのですが、尾張旭市が賑やかになり、盛り上がればうれしいので、チャレンジしました。以前は紅茶は1種類で、ティーバッグで淹れ、カップで出していたのですが、今は約3杯分入ったポットサービスに変え、ダージリンのオリジナルブレンド、イチジク紅茶、アッサム、国産紅茶を出しています。尾張旭市の特産物も取り入れたいと思い、特産品のイチジクを生かし、フレーバーティーのイチジク紅茶を入れました。イチジクが採れる時期には、ティーカップの中にイチジクのコンポートを一切れ入れて出し、スコーンにも手作りのイチジクジャムをつけています。年配のお客さまも多いので、安心して飲んでいただけるようにと、鹿児島産の有機栽培紅茶を加えました。またフレーバーティーは季節ごとに変え、夏はスイカや巨峰などを出していましたが、冬にはマロンやキャラメルなど、温かいイメージのものを出そうかなと考えています。お客さまも、いろいろな紅茶があってすごいね、と言って下さいます」


 これら個性的な認定店が、場所によっては数店が徒歩圏内にギュッと集まっているのも尾張旭市のいいところ。

さぁ、尾張旭市に紅茶を飲みに行きたくなってきましたね!

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この記事へのコメント

茶坊主
2011年11月13日 21:36
おめでとうございます。
本当に素晴らしい取り組みですね。
富山ですが、見習いたいです。
yumi
2011年11月14日 06:40
茶坊主さん、コメントありがとうございます。堀田さん、新規認定の各店の皆様ががんばった成果ですね。今後、より大きな「町おこし」の効果が徐々に出てくることを期待しています。

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