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zoom RSS Handmade second flush tea - 二番茶での手作り紅茶

<<   作成日時 : 2013/07/15 20:53   >>

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 7月に入り、庭のやぶきたとべにふうきのお茶の木から、二番の新芽が大分伸びてきたところで、また紅茶をつくってみることにした。

 5月に製茶したときに、やはりある程度の量の生葉が採れないと難しいとわかったため、一芯二葉摘みでは少な過ぎてしまうからと、春以降に出てきた三葉め、四葉めもいっしょに摘んで加えることにした。やぶきたよりも、特にべにふうきの三葉め、四葉めは、葉が厚く、硬くなりかけていたが、とりあえず摘んだ。午前中に摘み、一昼夜萎凋して、翌日の午前中に製茶することにした。ところが摘んだ日の夕方、翌日の午後の取材の電話が入ってきた。一瞬、「この、摘んだお茶の葉はどうなるの?」とあせったが、午前中に製茶を終わらせ、昼過ぎから取材に向かえば間に合う時間だったため、引き受けることにした。いくら何でも紅茶づくりを理由に仕事を断われないし、とは言っても生葉を摘んだ後はきちんとした時間の経過に沿って製茶を進めなくてはならない。萎凋葉を冷蔵庫に入れておいて、摘んだ翌々日に製茶する、なんてことをするとどうなるのか? ともあれ今回は、何が何でも午前中に完了させるべく、逆算して作業することにした。

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6月には、べにふうきから赤い新芽が出てきていた。このくらいの新芽がたくさん摘めれば、いい紅茶ができるのかもしれない。

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茶の葉を摘んだ7月2日の同じべにふうきの木はこんな状態。新芽の赤味はなくなってしまっていたが、ある程度の量は摘めるかな、という感じだ。


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べにふうきとやぶきたから摘んだ二番茶の生葉。


 翌日の朝、萎凋香がいまいち弱かったが、8時から揉捻開始。やはり大きい葉はなかなか撚りがかからず、両手のひらでグリグリグリと揉み合わせる。カーッと熱を帯びてくるのは、茶葉独特のものだろうか?

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一昼夜かけて萎凋した葉。


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ほどよく萎凋が進むと、葉をギュッと握って、手を開いたときに、茶葉がしんなりと塊りになる。


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約20分揉捻した後の葉。


 20分ほど揉んだ後、濡れぶきんに包んで2時間ほど置き、発酵させる。発酵が進んでくると、ようやくリンゴのような心地よい香りがしてきた。「ああ、これだ、これだ」と少々安心した。

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濡れぶきんに包んで約2時間置き、発酵させる。


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2時間後にふきんを開いて、匂いを確認。リンゴのような甘く爽やかな香りが出てきていて、ひと安心。

 2時間後から、手鍋で炒って乾燥させる。厚手のアルミ鍋を、いったん熱した後は、ごくごく弱火にして、茶葉を炒り続けること約1時間。その最中も、硬い葉は撚りが戻って最初の葉の形に開いてきてしまう。柔らかい一芯二葉の葉は、撚りが絞まって紅茶の茶葉らしくなってくるが、その中に3〜4枚、大きな枯れ葉が混ざっているのは、何とも不思議な光景でないか。「こりゃあ、だめだ」と内心絶望しながら、1時間後に乾燥終了とする。

 でき上がりは約20g。4煎ほど飲めるだろうか。早速淹れてみると、思ったほど悪くはなかった。新鮮で、優しい和紅茶の香味。春に製茶したときより、ややおとなしい。ダージリンなどでは、春茶より夏茶のほうが香味がのって、キリリとした力強い紅茶になるが、それもやはり生葉の質と、適正な時期に摘んでこその話だと実感した。

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乾燥させて、仕上がった紅茶は、笑っちゃうような出来ばえ。硬い葉はなかなか撚りがかからず、枯葉のような形状になった。容器の重さを引くと、出来上がった紅茶は約20g。

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二番茶の手作り紅茶の水色。意外や意外、まあまあの味わいだった。和紅茶らしく、おとなしくて、やさしくて、ホッとする。

 今回のやや失敗作の手作り紅茶から学んだのは、茶の葉は成長が止まってくると、紅茶にしたときにおいしい香気成分が少なくなっていくのだな、ということだった。一芯二葉摘みが理想とは、まさしくその通りで、人間に例えると思春期のムンムンするようなエネルギーが、おいしい紅茶には必要なのかもしれない。そう、紅茶は、青春なのだ!

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