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zoom RSS Tea Festival in Owariasahi - 第2回紅茶フェスティバル in 尾張旭

<<   作成日時 : 2013/12/07 17:57   >>

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 11月30日、愛知・尾張旭市で「第2回紅茶フェスティバル in 尾張旭」が開催された。会場は市内・城山公園の高台にそびえるスカイワードあさひ。昨年10月の第1回同様、館内は紅茶尽くしとなり、約2000人の来場者を集めて盛況だった。
 主催は尾張旭市の市民団体「尾張旭を日本一にする会」で、同イベントは尾張旭市からの助成金を受け、尾張旭市観光協会、名古屋産業大学環境情報ビジネス学会との共催により、平成25年度尾張旭市市民活動促進助成事業として行なわれた。「なぜ紅茶なのか?」というと、尾張旭市には日本紅茶協会が毎年11月1日の「紅茶の日」に認定する「おいしい紅茶の店」が17店舗あり、市町村としては大阪市と同数だが、人口1人当たりに換算すると日本一になる。つまり、尾張旭市は「おいしい紅茶の店が日本一多い街」なのである。また愛知県全体としても認定店が33店舗となり、数としては東京の48店舗に次ぐが、人口1人当たりではやはり愛知県が日本一になった。
 仕掛け人は「尾張旭を日本一にする会 紅茶部会」の「いいだしっぺ」こと堀田信幸さん。堀田さんは市内で紅茶専門店「ティーズ リンアン」を経営しており、同店が市内での「おいしい紅茶の店」認定店第1号である。堀田さんが市内の飲食店に働きかけ、各店の紅茶のレベルアップに取り組み始めたのは2011年のこと。2011年11月1日に、市内の認定店が一挙に15店舗となり、この時点で人口1人当たりの「おいしい紅茶の店」店舗数が日本一に躍り出た。うち、1店は残念ながら閉店したものの、今年の11月1日に新たに3店舗が認定され、計17店舗となった。今回の紅茶フェスティバルには、尾張旭市の水野義則市長、愛知県の大村秀章知事も駆けつけ、日本紅茶協会の稲田信一専務理事より日本一の認定証を授与された。
「紅茶を使った町興し」というユニークな事例として、名古屋産業大学環境情報ビジネス学会が注目し、今回は同会主催の国際シンポジウム「紅茶ビジネスの原点とその多様な可能性」も同時に行なわれた。台湾、ネパールからも講演者を招き、現地の最新情報を聞く貴重な機会となった。
 館内では、「世界の紅茶バザール」、「日本の紅茶バザール」でのさまざまな紅茶の紹介、試飲、販売のほか、紅茶関連セミナー、あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センターが開発した新しい発酵茶「凍茶:あさティー」の試飲などが行なわれた。屋外のステージでは、開会式や認定証授与式などの式典のほか、和太鼓の演奏などの各種イベントや、キリンビバレッジ鰍ネど協賛各社からの無料プレゼントなどが行なわれた。
 なお主催者側はすでに、来秋の第3回の日程の検討に入っている。また今回、裏方では市内、県内および県外から参加した多数のボランティアたちが活躍した。素人集団ではあるが、今回の反省点や次回に向けての改善点などが多数寄せられ、「次回もぜひボランティアとして参加したい」と、頼もしい声が届いている。

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「尾張旭を日本一にする会 紅茶部会」の「いいだしっぺ」である堀田信幸さんによる開会宣言で紅茶フェスティバルがスタート。

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尾張旭市の「おいしい紅茶の店」認定店マップ。


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日本紅茶協会の稲田信一専務理事より、尾張旭市の水野義則市長に「市として日本一」の認定証が授与された。

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多忙な日程の中、30分だけ会場に立ち寄って下さった愛知県の大村秀章知事には、「県として日本一」の認定証が手渡された。

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迫力ある演奏を披露した尾張旭童太鼓の皆さん。


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終日賑わいを見せた「世界の紅茶バザール」。静岡のセレクティーはアフリカの紅茶を紹介。


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多彩なフレーバーティーを揃える植田ラティス。


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手前がインド紅茶がメインのプリミアスティージャパン、奥がティーズ リンアン。

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タイ産ウーロン茶など、店主自ら現地で買いつけてきた希少なお茶を並べた京都のラ・メランジェ。

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「日本の紅茶バザール」。ここ数年、紅茶製造に取り組む国内の茶農家も増えている。


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日本紅茶協会シニアティーインストラクターの岡本陽子さんによる「おいしい紅茶の淹れ方」セミナー。

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NPO法人現代喫茶人の会副理事長の川谷眞佐枝さんによる「世界の紅茶産地」セミナー。

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日本紅茶協会名誉顧問の荒木安正氏による「アフタヌーンティーの歴史と文化」セミナー。

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名古屋産業大学環境情報ビジネス学会主催の国際シンポジウム「紅茶ビジネスの原点とその多様性」には、遠方から訪れた参加者が多かった。台湾の農委会茶葉改良場の黄正宗課長は、「復活した台湾紅茶」と題する講演を行なった。一時は激減した台湾での紅茶の生産が、現在は復活してきている。

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日本紅茶協会名誉顧問の荒木安正氏は、「お茶はその歴史の始まりから商品であった」というテーマで講演した。

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日本紅茶協会の稲田信一専務理事は、「現在の世界の紅茶ビジネス」の概要を紹介。日本では年間2万トン弱の紅茶を輸入しているが、その半分強はスリランカ産のセイロン茶が占めている。また、2010年、2011年はあと少しで2万トンの大台に乗りそうだったが、その反動で2012年は1万7000トン弱に減少し、2013年もほぼ同水準で推移している。しかしながら、2013年は生産国での紅茶価格の上昇、円安により、金額としては3割ほど上がっており、紅茶メーカーはコスト高に直面している。また、日本の紅茶輸入量の約半分はベットボトル入りの紅茶飲料の原料として使われている。家庭消費用におけるリーフティーの割合は約10%、ティーバッグが約60%で、近年目立って増えているインスタントティーが約30%を占めるまでになっている。

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ネバールで2001年に設立したジュンチャバリ茶園のオーナー、ローチャン・ギャワリ氏は、「後発開発途上国ネパールでの新しい挑戦」と題し、ネバールの紅茶生産の現状と課題を語った。ネパールに紅茶生産がもたらされたのは、隣接するインド・ダージリン地方とほぼ同時期の19世紀後半で、最初の紅茶工場は1870年代に建てられた。しかし、1850年から1950年にかけては、ネパールは鎖国状態にあったため、その工場がネパールでの唯一の紅茶工場だった。2000年代に入ってから、商業化による民間企業の参入で、紅茶産業も新たな進展を見せている。主な産地はネパール東部で、茶栽培の約2/3は約9000軒の小規模兼業農家が担い、約40の製茶工場が稼働している。低地産のCTC茶は国内消費用、高地産のオーソドックス茶はほぼ100%輸出されている。しかし、全輸出量の95%はインド向けで、製茶用機器類もインドからの輸入が多く、マネージャーなど技術者もインド人が多い。インドと同じお茶づくりをしていてはネパール茶としての個性が出せないという課題を抱えている。また、急激に進む都市化や、海外への出稼ぎ労働者が増え、特に山間部での労働人口が減少し、紅茶産業における人手不足が深刻化している。さらに、森林破壊や、地球温暖化の影響で、茶樹の生育環境や茶の品質にも変化が出てきている。また、ジュンチャバリでは、都市部に移転した農家により放棄され、荒れた農地に茶樹を植えることで環境が改善されてきた区画もあり、30〜40年後に紅茶産業がどうなっているかは、今取り組んでいることが結果として出てくると語った。

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環境情報ビジネス学会会長である名古屋産業大学の内山哲治教授は、「紅茶を使った町興しとしてのビジネスモデル」と題し、尾張旭市での取組みを紹介した。

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会場案内やセミナー券の販売などを行なったインフォメーションコーナー。

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キリンビバレッジ鰍ネど協賛各社から提供された紅茶や関連グッズが無料プレゼントされた。

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各種屋台も出店。右はインド料理店で、おいしい紅茶の店認定店の「パリワール」のテント。


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屋外ステージを盛り上げたキャラクターショー(Three photos by staff)


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躍動感あふれるエンディングのチアダンス(Four photos by staff)


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尾張旭市のイメージキャラクター、あさぴーも大活躍。


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あさぴーをモデルにしたティーバッグ「キャラティー あさぴー」。小規模企業活性化補助金を受け、「ゆるキャラ市場を開拓する」事業としてリンアンが作製(当面は非売品)。

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カップにセットして淹れてみると、あさぴーが気持ちよさそうにお風呂に入っているような愛らしさ。良質なスリランカ産ディンブラ茶2gが入っている。ティーカップの口径を選ばずにセットできるが、フタつきマグには不向きかも。

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