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zoom RSS Ebony Springs “LETCUMI”- エボニー・スプリングスの“レッチュミ”物語

<<   作成日時 : 2015/01/06 18:57   >>

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 エボニー・スプリングスの庭には、マスコットである茶摘み婦人のレッチュミ像がたたずんでいる。レッチュミはタミル人女性に多い名前だが、このレッチュミ像は一時の混乱期を経て、エボニー・スプリングスという安堵の地にようやく落ち着いたという経緯がある。

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エボニー・スプリングスのマスコット、茶摘み婦人のレッチュミ像。


 もともとこの像は、製茶機器メーカーのブラウン・アンド・カンパニーが経営していたディコヤのアッパー・グレンカーン・バンガロー(Upper Glencairn Bungalow)の庭に、何十年もの間置かれていたものだった。バーナードさんは、すぐ近くのノーウッド茶園勤務中に、アッパー・グレンカーン・バンガローによくビールを飲みに行ったりする機会があり、この茶摘み婦人像を目にしていた。ところがその後、ブラウン・アンド・カンパニーが経営危機に陥り、アッパー・グレンカーン・バンガローはセイロン銀行(Bank Of Ceylon)に差し押さえられてしまった。以来、アッパー・グレンカーン・バンガローはセイロン銀行の子会社であるセイバンク・ホリデイ・ホームズ社 (Ceybank Holiday Homes Pvt. Ltd)により、旅行者用の宿泊施設として運営されている。経営元が変わり、施設を修復・改装した際に、この茶摘み婦人像は無残に放り出され、壊れて放置されていた。ある日、通りがかりにその可哀そうな姿を見つけたバーナードさんは、支配人に「この像をもらってもいいですか?」と聞いたところ、「どうぞどうぞ、持って行って下さい」と許可を得た。そこでノーウッド茶園に持ち帰り、製茶工場の裏手に置いておいた。

 バーナードさんはその後、2003年にエボニー・スプリングスに移り、2007年から約2年間はトルコに滞在していたため、ノーウッド茶園に運んだ茶摘み婦人像のことは実はすっかり忘れていた。トルコから帰国し、6年ぶりくらいにノーウッド茶園を訪れた際に、この茶摘み婦人像がきれいに修復され、製茶工場前の庭に置かれているのを見て、突然思い出した。ノーウッド茶園の現マネージャーは、バーナードさんのかつての部下であり、茶摘み婦人像を運び込んだのバーナードさんだったことも承知していたため、バーナードさんが「これは私がアッパー・グレンカーン・バンガローからもらってきた像だよね。エボニー・スプリングスに移してもいいかな?」と聞いたところ、マネージャーは「もちろんです」と快諾してくれた。

 エボニー・スプリンクスに移して庭の中央に設置し、きれいに剪定されたお茶の木を前にした茶摘み婦人像に、バーナードさんは「レッチュミ」という名前をつけた。レッチュミ像はエボニー・スプリングスのマスコットとなり、数年に1度ペンキを塗り替える際に、新しい衣装に着替えている。

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前庭のほぼ中央で客人を静かに迎えるレッチュミ像。


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やや古いパンフレットでは、色合いの違うサリーを着ている。


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今は鮮やかな色合いのサリーに着替え、かなり色白になっている。


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小鳥たちもレッチュミ像と仲良し。ときどきレッチュミ像の頭や肩でひと休みしている。





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