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zoom RSS Labookellie Tea Centre - ラブカレ ティー センター

<<   作成日時 : 2015/02/01 17:31   >>

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 スリランカの古都キャンディから、高原の街ヌワラエリヤに向かう幹線道路のA5号線をうねうねと登って行き、ランボダ滝を越えると間もなく、イエローグリーンのカーペットのような茶畑の中に、突如「MACKWOODS(マックウッズ)」の文字が現われる。「HOLLYWOOD(ハリウッド)か!」とでも言ってもらいたがっているような立派な看板で、ここがマックウッズ社が経営する観光客に大人気の「ラブカレ ティー センター」だ。ヌワラエリヤの街までほど近いが、ラブカレ産の紅茶は、商取引上は「ヌワラエリヤ」ではなく「西部高地産」に分類されている。アガラワッテ プランテーションズ社(Agalawatte Plantations Ltd)に属する茶園で、運営しているのがマックウッズ社である。マックウッズ社は1841年にイギリス人船長、ウイリアム・マックウッズ氏が創業し、1956年にスリランカ人起業家に売却された。現在は紅茶生産のほか、健康産業、ICT関連業、ホテルやスパ・リゾートの経営など、多彩な事業を手がけている。

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「ラブカレ ティー センター」から正面に眺められる「MACKWOODS」の文字看板。

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大型の観光バスが次々と横付けされる、今や立派な観光名所。売店とティールームとが併設されている。

 店内に入ると、販売コーナーはおみやげ用に紅茶を買い求める国内外からの観光客でいっぱい。しかも、その買いっぷりも見事で、200g箱を5箱束ねた1kgパックを数本買って行く人が多い。私はBOPとBOPFをバラで2箱ずつ買った。どちらも1箱440ルピー(約400 円)。日本での小売価格と比べれば半額以下になるだろうが、オークションの平均価格の約5倍で、他の紅茶生産者から見ると“暴利!”と映るらしい。これ以上買い込むと、バーナードさんからとがめられかねない強い視線を感じて会計を済ませ、「おみやげ用なので」と言い訳してみた。

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店内もシックな造りで、高級感すら漂わせている。大きな手さげ袋にいっぱいの紅茶を買って行く観光客が多い。

 20年以上前と比べてどうこう言うのも失礼な話だが、1991年に「紅茶視察ツアー」に参加した際に、初めてラブカレ ティー センターに立ち寄ったときの“衝撃”は忘れられない。「ここで紅茶を買えます」と案内された掘立て小屋のようなティーセンターには、かすれた印刷のベコベコの紙箱に入った紅茶が並べられていた。当時は100g入りだったかもしれないが、1箱100円もしなかったように記憶している。「これを、買うの…?」と打ちのめされたような気分で買って帰ったが、飲んでみると何とも新鮮で、青々しい香りとキリッとした味わいのとりこになってしまった。紅茶工場隣接の売店で紅茶を買うというのは、こういうことか、と体感した。しかしその約1カ月後に再びスリランカを訪れ、何はともあれと、ラブカレに立ち寄ったのだが、季節は雨期の始まりに移っていたせいか、香りも弱く大味な紅茶で、肩透かしをくったような思いがした。それもまた、「なるほど、同じ茶園でも季節によってこれだけ紅茶の味は変わるのか」と実感するいい経験にもなった。

 今はティールームも隣接された立派な店構えとなり、包装も格段によくなり、「これでもか!」というハリウッド張りの看板まで登場した。「ラブカレは、オークションに出荷するより、ティーセンターでの販売のほうが収益を上げている」と揶揄されるほどに絶好調らしい。

 自分で飲んだBOPもおいしかったが、製造年月日は訪問時の2カ月近く前の2014年9月20日となっている。おそらくはコロンボである程度ブレンドして品質を安定させ、きちんと包装されて、またティーセンターに戻って来るのだろう。立派な店舗、きれいな包装も悪いわけではない。けれども、私自身がかつて感じたような「衝撃」を観光客に与えることは、おそらくもうないだろう。

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200g入りのBOP。2015年1月26、27日のコロンボ・オークションでは、ラブカレのFBOP/FBOP1が、西部高地産(WESTERN HIGH GROWN TEAS)の中で最高価格の720ルピー/kgをつけていたが、おみやげで買うならBOPかBOPFが無難ではないかと思う。

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