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zoom RSS Tea Festival in Owariasahi - 第4回紅茶フェスティバル in 尾張旭

<<   作成日時 : 2015/10/31 17:14   >>

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「おいしい紅茶の店が多い町 日本一」の愛知・尾張旭市で、10月25日(日)、「第4回紅茶フェスティバルin 尾張旭」が開催された。市内の丘の上にそびえる「スカイワードあさひ」が年1回紅茶尽くしとなる1日で、子供から年配者まで、気軽に紅茶に親しめる盛りだくさんのイベントが用意され、過去最高の5000人が来場した。
 同フェスティバルの主催は尾張旭市観光協会と、市民団体の尾張旭を日本一にする会。人口約8万2000人の尾張旭市には、日本紅茶協会が毎年11月1日の「紅茶の日」に認定する「おいしい紅茶の店」が18店舗あり(2015年11月1日現在、全国計227店舗)、人口約270万人の大阪市と同数の日本一になる。2010年までは市内の認定店は「ティーズ・リンアン」のみだったが、2011年から市内の飲食店で提供する紅茶のレベルアップに努め、同年11月1日に一挙に14店が認定されて計15店となり、人口比での認定店数が日本一となった。2013年は17店舗となり、店舗数としてもついに大阪市と並んで日本一、2014年は19店舗で単独日本一、今年はまた大阪市と同数となったものの、3年連続で店舗数日本一を堅守した。
 今回は、ブラジル・サンパウロ州レジストロで、ブラジル産の紅茶を守ろうと2014年11月に新ブランド「おばあ茶ん」を立ち上げた、日系二世の島田梅エリザビッチさん(本名:梅子、88歳)が紅茶バザールに出展。島田さん自身が茶摘みから製茶まで丹精込めてつくった「おばあ茶ん」を、自ら来場者たちに振る舞った。また、サプライズゲストとして、10月22日に正式に就任したばかりのダンミカ・ディサーナーヤカ駐日スリランカ大使が来場。「世界一おいしいセイロン紅茶の国」の大使として、「紅茶のおいしい町 日本一」の尾張旭市との親善を深めてくれた。

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駐日スリランカ大使や国会議員など豪華な顔ぶれの来賓も加わったテープカットでフェスティバルが開幕。

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尾張旭市観光協会の花村利光会長。


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尾張旭市の水野義則市長。


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サプライズゲストとして登場したダンミカ・ディサーナーヤカ駐日スリランカ大使。東海大学大学院に留学し、博士課程を修了した知日家、親日家でもある。「紅茶の中でも、セイロン紅茶をたくさん輸入して下さっている日本の皆様には義理がありますから、今日は東京から駆けつけました」と、流暢な日本語であいさつし、会場を沸かせた。

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来賓控室にて、尾張旭市の「おいしい紅茶の町 日本一」を祝っての記念撮影。

1F、4F 世界と日本の紅茶バザール
 世界の主要生産国、および日本の紅茶を試飲しながら買えるバザール。お茶道具やスイーツ、紅茶生産国ツアーを企画している旅行会社も出展した。

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日系移民の最初の入植地、ブラジル・サンパウロ州レジストロで、ブラジル産の紅茶を守ろうと奮闘する「天谷茶」と「おばあ茶ん」が出展。

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世界最高齢の現役紅茶生産者、島田梅エリザベッチさんがつくった「おばあ茶ん」を試飲する駐日スリランカ大使。

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5F 紅茶の製茶体験
 日本茶業学会会長の武田善行氏が講師として指導する紅茶の製茶体験。午前、午後の2回行なわれ、各回20人、参加費2000円の事前登録制で、キャンセル待ちが出るほどの人気だった。前日に摘んで萎凋したべにふうきを武田先生が用意してくれ、萎凋葉を手揉みするところから講習会がスタート。常温で発酵させると時間がかかることから、今回は40℃のオーブンに入れて時間を短縮するなど、講習会の進行方法も毎回工夫を重ね、進化している。紅茶づくりは初めてという初心者が多い中でも、「今年はもっとうまく作りたいと思って」と、2年連続で参加している熱心な受講者もいた。

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育種、製茶の専門家である武田善行先生の指導を受けられる貴重な体験会。

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まずは萎凋した葉を揉むところから講習会がスタート。


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発酵時間を短縮するため、今年は揉捻した葉を濡れた布で包み、40℃のオーブンに入れて発酵させた。


5F 国産紅茶グランプリ2015 決勝審査
 新潟から沖縄まで1都11県から計70 品集まった応募作品の中から、10月4日の予選会で9人の審査員により決勝進出の12品を選定。決勝審査の会場では、12品を番号のみで表示し、一般参加者は「好き」「どちらでもない」「好きではない」の3段階で評価した。計100人の一般審査員による投票と、8人の専門審査員の評価を加味し、グランプリほか各賞を決定した。集計の結果、ごとう製茶(愛知県)・後藤潤吏さんの「べにふうき、とよかのブレンド」がグランプリに輝いた。
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ディサーナーヤカ駐日スリランカ大使も真剣な表情で12品すべてを試飲し、投票に参加。

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武田善行審査委員長から表彰状を手渡される、グランプリを受賞したごとう製茶(愛知県)の後藤潤吏さん。

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決勝進出の12品に入り、各賞を受賞した茶師たち。


6F 紅茶シンポジウム
「日本に紅茶文化を根付かせるためには」をテーマとする紅茶シンポジウムを開催。日本紅茶協会の稲田信一専務理事による基調講演に続き、3人の講演者が登壇した。

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日本紅茶協会の稲田信一専務理事。日本の紅茶市場はコアな愛飲者に支えられている面があるが、「望ましいのは、すべての家庭に常時紅茶が置いてある状態」と考え、紅茶の楽しみを広げるために尽力している。11月は「紅茶月」とし、底辺の拡大を目指していく。

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三井農林株式会社の大谷栄一氏による「紅茶市場の現状と当社の販売戦略について」。最近はこだわり商品の伸びと、インスタントティーの増加が顕著という。

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今後力を入れていくことのひとつは国産紅茶の活用で、日東紅茶の新商品として、純国産紅茶を今秋より発売した。

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キリンビバレッジ株式会社の大塚宗太郎氏による「紅茶文化の定着に向けて」。紅茶飲料のナンバーワンブランド「午後の紅茶」シリーズの発売元として、清涼飲料市場の中での紅茶飲料の動きや、「午後の紅茶」の動向を解説した。

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日本が輸入している紅茶の約6割がスリランカ産であり、その中の約25%が「午後の紅茶」の原料として使われている。そのため同社では、紅茶園内の学校に図書を寄贈するなど、スリランカとの友好関係を深めている。


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株式会社リーフルの山田栄氏による「ダージリンの現状と、その紅茶をいかに広めていくか」。インド・ダージリン産のシーズナルクオリティティーの輸入販売者として知られる山田氏は、その紅茶を生んだ背景を知ることが重要という想いで、毎シーズンの現地訪問を続けている。職人技によって作り出される逸品の紅茶は、作り手の信念や経験が詰まったものであり、そのような紅茶を消費者に届けるのは、うれしく、楽しい仕事で、熱意を持って続けていきたいと語った。

7F おいしい紅茶の淹れ方セミナー
 日本紅茶協会認定シニアティーインストラクターの岡本陽子講師によるおいしい紅茶の淹れ方セミナーを計3回実施(各回定員45人、参加費500円)。紅茶の淹れ方の基本である「ゴールデンルール」のほか、ミルクティー、レモンティーに合う紅茶の選び方、淹れ方を解説し、参加者たちは実際に試飲して相性の良し悪しを体験した。

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日本紅茶協会認定シニアティーインストラクターの岡本陽子講師。

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9F 世界の珍しい国の紅茶体験
 今年はアメリカ、ブラジル、オーストラリア、ポルトガル、ロシア、ジョージア、バングラデシュ、ミャンマー、インドネシア、モーリシャスの10カ国の紅茶を提供。日本ではなかなか手に入らない珍しい紅茶を、インターネットと人脈を駆使して入手した。1種30ccずつ、10種を順に試飲していく。参加費は500円で、午前100人、午後100人分を用意し、チケットは完売した。

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受付け横に試飲できる10種類の紅茶を展示。


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駐日スリランカ大使も興味深そうに試飲。


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各紅茶の概略は、ボランティアスタッフ渾身の力作ポスターで掲示。今年は一部に公式動画にアクセスできるQRコードを入れたため、その場で熱心に読む人、写真を撮る人、動画を見る人など、さまざまに活用されていた。

屋外ステージショー
 尾張旭童太鼓による和太鼓演奏のほか、チアダンス、トークショー、バンド演奏などが行なわれた。
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尾張旭童太鼓の迫力ある演奏を、駐日スリランカ大使も熱心に鑑賞。


スタンプラリー抽選会
 今回初の試みとして、9月18日〜10月18日に、市内の協力店で500円以上の飲食または商品購入でスタンプをもらえるスタンプラリーを実施。スタンプ3つで応募できるスタンプラリー抽選会は、応募者全員に賞品が当たる豪華版。中には3枚応募し、豪華賞品を手にした参加者もいた。
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「おいしい紅茶の店」紹介パネル
 市内18店舗の「おいしい紅茶の店」認定店を紹介するパネルを、タワー棟入口の特等席に設置。来場者の注目を集めていた。
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インフォメーションセンター
 フェスティバルの核を務めたインフォメーションセンター。チケットの販売、5000人の来場者の案内などで多忙を極めた。
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《番外編》打上げ会
 会場の設営、案内、チケット販売、イベントサポート、給湯、後片付けまで、フェスティバルの進行を裏方で支えた、実行委員会、一般ボランティアを含むスタッフ一同。会場撤収後の打上げ会で、フェスティバルの無事終了を祝った。

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「紅茶フェスティバル in 尾張旭」の実行委員長で、「ティーズ リンアン」店主の堀田信幸氏。企画、広報、現場指揮から雑用係まで、一身に引き受け、献身的に活躍した。

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尾張旭市観光協会の花村利光会長の発声で乾杯! それぞれの担当任務を遂行した後の安堵のひととき。

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